B編:
前回からのお話ですが、ピッチコンディションに合わせたプレーを心がけるのは大切なんですね。
名:
「ピッチに合わせた」というと少し大げさかもしれませんが、
どの環境でも安定したプレーできるかが重要ですね。
海外サッカーで苦労するポイントとして日本ほど整備されていない場合もあります。
人工芝も水で濡れていれば天然芝と大差がなくなりますが、濡れていない場合にはそうもいきません。
前回も書きましたが、チーム戦術にも大きく影響が出ることなので、
昔レアルとバルサの試合でハーフタイムに水を撒くか撒かないかで審判団とチームが協議したこともあるくらいです。
B編:
そういった意味ではいろいろな環境でプレーしておくことって重要ですね。
名:
今日本もトップリーグに限らず、素晴らしいピッチが増えています。
ただ良い環境でも悪い環境でも、安定して蹴る、止めるの技術を持っていないといけないです。
どうしてもピッチ環境というとドリブルや切り返ししにくい等に注目が集まりますが、
蹴る技術も転がした方が良いのか、ロングなのか等も含めて安定して蹴ることが求められます。
国によってはスパイクから変えないと対応できない場合もあります。
柔らかいグラウンドの場合、切り返しをするだけで滑ることもあります。
ただこれは育成年代に限らず、トップリーグでも対応が大変になることです。
ある意味、ホーム&アウェイの環境を考えてプレーすることも醍醐味の一つではあるので、
対戦チーム、スタジアムで戦術を変えることもあるのが、観戦の見どころです。