第48回目の投稿です。わらしです。
よろしくお願いいたします。
本日はこちら↓の記事からの発展。
【やってみなわからへんやろ】
https://note.com/warashinayuki/n/n647878e5c301
この「やってみなわからへんやろ」という言葉。
大山先生らしくてとっても好きなんです。
※大山先生については、元記事↑に紹介が載っています。私の尊敬する先生の一人です。
自身が大学2年生、20歳の時に大山先生に指導していただいた時にも、同様のことをおっしゃっていて。
「スポーツ科学をうまく活用するのはいい、けれど過信してはいけない。」
それが今も自分の中に根付いている気がします。
今日はそんなお話。
こちらのツイート・アカウント↑ご存知の方も多いのではないでしょうか。
私も好きで応援しておりました。
500日の節目・海外転勤ということで更新はストップなさったようですが、この変化と継続性はとても尊敬できることだと思っております。
おそらく。
現代のスポーツ科学的にいえば、この方のやっていることは完全にアウトなんですよね。
同じ種目を毎日ひたすらやっていく、つまり同じ部位に刺激を与え続けるということなので。
筋が回復する期間を与えないで、ひたすら刺激を与える。
これはスポーツ科学的にいえば、「もっと効率の良い回復方法がある」「トレーニングはもっと満遍なくやるべきだ」となるでしょう。
しかしながら。
以前この記事にも書いたように。
そうはいっても、このように結果が出ているんですよね。
この業界、結果が全ての部分もあるので、そうした否定から入る方々は現場での活動経験が少ないのかもしれません。
スポーツ現場、特に各世代のトップ層を走る選手たちをサポートしていると。
スポーツ科学的にはありえないことや、突飛なことをやる機会は思った以上に多いんです。
なぜなら。
スポーツ科学は、そうした現場の先進的な取り組み(今まで非常識とされていたこと)から生まれるからです。
パフォーマンスを上げるために、変化を得るために、日々試行錯誤すること。
そして、伊之助ボディの方のように、毎日を愚直に積み上げること。
それらがスポーツ現場では特に必要であり、スポーツ科学はその補助として作用するんです。
これを現場的にわかっていないというか、「スポーツ科学至上主義」的に捉える方も多く、”教科書ではこうだったので…”、”理論的には違うんと思うんですけど…”といって、現場のコーチから嫌煙される例は多々みてきました。
スポーツ科学が発展してきたことは、そのスポーツの歴史を知ること、パフォーマンスの軌跡を知ることと同義で。
それらを理解して、わかった上で、「じゃあ今のスポーツ科学にない部分をやっていこうか」と二人三脚ができるかどうか。
それが、先駆的に高みを目指すアスリートのそばにいるためのドレスコードのような気がしています。
科学も大事。されど、現場の思いつきや創造、挑戦の方がもっと大事な時もあります。
この両輪がうまく噛み合わさるように、いちサポーターとして従事していきたいですね。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
● 藁科 侑希(わらしな ゆうき)|わらし
【トレーナー×コーチ×研究者×教育者の現場視点で情報発信】
東京経済大学特任講師|東洋大・千葉大非常勤講師 (体育実技)
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<オフィシャルサイト>
https://warashinayuki.studio.site/
【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員