第35回目の投稿です。わらしです。
よろしくお願いいたします。
本日は”今日のトレーニング”を撮っていた時に感じたこと。
率直に、「真似をすることを積み上げることで、オリジナルをつくるスピードが段違いに速くなった」と実感したんです。
今日はそんなお話。
目次
- 真似することは”動きの型”を自分の中に取り込むこと
- 動きのパターンが身体に染みつく
- オリジナルを作りだすために必要な”組み合わせる力”
1. 真似することは”動きの型”を自分の中に取り込むこと
まずはこちらをご覧ください。
これはとある日のデュエットトレーニング動画です。
前提として、この動画はTikTokで撮影をしていて、オリジナルは右の方の投稿なんです。
それをTikTokの「デュエット」という機能を使って撮影をすると、上のような動画が撮れます。
その撮影・投稿したものはツイッターやインスタグラムのストーリー、Facebookのストーリーに共有をしています。
この動画の前提情報はこんな感じなのですが、なぜ私がこのような真似することのトレーニングを好んでやるかというと。
「自分とは異なる型やリズム・動き方」を自分の中に取り入れるため
これが大きな理由だと思っています。
つまり、真似をするということは相手になりきるということで。
相手がどのような感覚で、どんな力の入れ具合をして、意識をどこに置いて…などを考えながら、なるべくその人の感覚を自分のものにしようとしているんです。
自分自身が突き詰めていったとしても気づかないことやものがその中にはたくさんあって。
毎回新たな発見があるのがとても楽しいんです。
2. 動きのパターンが身体に染みつく
こうした真似するような動きを繰り返すとどうなるかというと。
「無意識で動くことができるパターン」がどんどん増えていくんです。
つまり、”動きの手札”とも言えるものがどんどんと自分の持ち札になっていくということですね。
こちらは何も考えずに撮り出して、曲に合わせて身体が動こうとするままに動いたものです。
デュエット動画が投稿までに20-30分かかるのに対し、こちらはものの2-3分。
模倣のインプットがない分、その時間にとても差が出るんですよね。
コピーではなく、模倣
特にこちらは心がけるようにしていて。
全く同じように、鏡写しのようにやるのではなくて、その人に”潜り込むような模倣”をすること。
そうすることで、自分の動きが成長する実感があって。
その成長の度合いを見極めるためにも、定期的にこうしたぶっつけでの撮影を挟んだりしています。
3. オリジナルを作りだすために必要な”組み合わせる力”
最後に。
独創性を加速させる模倣が伸ばす能力は何かというと、“組み合わせる力”なのだと思っています。
既知のものや既にあるものを、どうやって組み合わせるのか。
あるいは掛け合わせてみるとどうなるか、という応用部分をどんどんと掘り下げていく力。
そうした基礎を応用に押し上げる力が育まれていくと思っているんです。
稀に応用から入ろうとしたり、目新しさから新しい手法や取り組みに飛びつく人たちがいるのですが。
こうした基礎を押し上げる力がないために、その方法をやってみたとしても、思ったような効果が上がらない場合が多いんですよね。
その手法が取り入れられた背景や、積み上げられた基礎があるからこそ、その応用や新しいことが価値を生むわけで。
その上澄みだけ掬ってみたところで、ただの劣化コピーにしかならないんです。
だからこそ。
模倣することをどれだけ丁寧に行えるか。
自分の殻に閉じこもっていないで、自分以外からどれだけ吸収し学ぶ姿勢で意識を向けられるか。
こういった考え方で毎日を取り組むこと。
自分としてはこれを大事に、今後も継続してトレーニングをしていこうと思っております。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
● 藁科 侑希(わらしな ゆうき)|わらし
【トレーナー×コーチ×研究者×教育者の現場視点で情報発信】
東京経済大学特任講師|東洋大・千葉大非常勤講師 (体育実技)
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員