筋肉が攣ってしまった時の対処方法としての1番は、
ゆっくり伸ばしてあげることです!
とても当たり前なことに聞こえますが、
攣った時の症状が強ければ強いほど落ち着いて伸ばすことが難しくなります。
自分で筋肉を十分に伸ばせないときには、トレーナーや周りの選手に手伝ってもらいながら伸ばすようにしましょう。
前回お話ししたように、
筋肉の伸び縮みのセンサーがアンバランスに誤作動した状態とも言えるので、
症状が落ち着いてからは無理に負荷がかからないようにしたりせず、
普段通り均等に体重をかけてあげることも大切です。
但し、勢いよく伸ばしたり無理に伸ばしすぎると筋繊維を傷つけたり、
肉離れに繋げてしまうこともあるので頭の片隅に入れ、注意しておきましょう。
その他にも、「芍薬甘草湯」と呼ばれる漢方なんかも効果的でしょう。
筋肉が攣った時はもちろん、平滑筋と呼ばれる内臓を構成している筋肉にも効果があり、腹痛の特効薬とも言われています。
ドーピングには引っかからないと言われてはいますが、絶対はありません。
スポーツの際によく攣ってしまう方は、かかりつけの医師・薬剤師に相談してみるといいでしょう。
次回からは運動後の筋肉痛について話していきたいと思います。