弊社を一言で説明すると、「各スポーツ施設で、スカッシュやバドミントンスクールを運営している企業」です。
そのメイン事業であるスカッシュスクールを成り立たせるには、まずは「施設」と「人材」が必要です。特にスカッシュの場合、コーチの人材不足が顕著です。
スカッシュ経験者が多くない国内では当然とも言えますが。
まずは「人材」の話からしていきます。
今現場に出ているスカッシュコーチの多くは、
大学生のアルバイトスタッフで、
彼らがスクールを支えているといっても過言ではないです。
その一方で、卒業後にスカッシュコーチになろうと思う人は殆どいません。
私も就職して10年となりますが、私以降で見ると学生スカッシュ出身のコーチは数える程しかいません。
せっかくスカッシュの仕事をしてくれている人材がいる中なので、この環境を少しずつ変えたいと思っています。
それが自社クラブを建てたいなと思う大きな理由の一つです。
もちろんスカッシュは好きですが、仕事にしていくかはまた別です。
現状、スカッシュのコーチは「一生涯現場コーチ」というイメージが強く、キャリアプランが見えないことが大きな不安要素だと思っています。
弊社は自社クラブを運営していく上で、まずはコーチとして現場を知ってもらい、その後施設のマネージャー、その他運営等に回っていくといった流れを作り、年齢を問わずスカッシュの仕事に関われる環境を目指したいです。
もちろん課題はこれだけではないですが、少しずつそういった流れを作れればと思っています。
スカッシュをプレーしたいだけでなく、
そこで働きたい人も増えなければ、
施設も増やせないと思っています。
ここで誤解がないように伝えますが、
コーチとして現場に立ち続けることが悪いという訳ではありません。
適材適所ですし、現場での仕事が向いている人、
指導力、知識を持っているコーチは、現場で年齢を問わず活躍できますし、
今もスカッシュを含めどのスポーツ界でも活躍しています。
そもそも現場コーチがいなければ、
いくら計画を立てても事業として成り立たなくなりますので。
ただ、会社として働き方の選択肢を増やしたいというお話です。
今日はここまで。